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ラサ路地裏日記

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2004年7月


チンプー



ゴ・アーバ


クショラー

7/4 (日)

先月末から二泊三日で、再びサムイェに行って来ました。
ザムリン・チサン(祭日)に合わせて、チャム(宗教舞踊)が行われると以前聞いていたので、まだチャムを拝見したことがなかった私は、これは行かなきゃ!…とワクワクしながら親子でサムイェに足を運んだのでした。
1日は、夫の母親が昔アニ(尼さん)をしていたチンプーへチュンジェ。目的は、夫が母親の為に10年ほど前に描いた「グル・リンポチェ」の
タンカを母親の魂が住んでいるであろうチンプーへ戻そう…と思ったからです。
チンプーにも、沢山のダク(洞窟)があり、現在は200人ほどのアニラー及びクショラー達が修行の為住んでいます。中心のゴンパまでは歩いて約3時間程。この日は、沢山のチベット人達が巡礼に来ていました。
チンプーの夫の知り合いのクショラーがいるゴンパで、休憩させてもらいました。夫の母親の友人のアニラーもいて、夫が昔、母親に連れられてチンプーに来た頃の話など…懐かしい昔話に和みました。
もう少しユックリしたかったのですが、サムイェでは子供が待っている為、残り惜しくもゴンパを後にしました。
チンプーにいる間、夫も私もなんだか母親の喜んでいる顔が見えるようで、本当に来て良かったと心から思いました。

2日は、2回目のチャムがありました。(30日・2日・3日の3日間)サムイェは4回目ですが、こんなに沢山の人々が集まるサムイェを見たのは初めてです。チャムを見るため、多くはロカ地方から来たようです。
サムイェの前には大きなクル(テント・幕)が張られ、宗教音楽に合わせて華麗な衣装に身を包んだ僧侶達がクルクル…と独特のリズムで舞います。
チベットの自然を前にして、地が唸るような「ドンチェン」(チベッタン・ホルーン)の響き…そして、根源的なものを感じさせられる不思議な僧侶の舞。
あまりにもチベットの自然と溶け込んでいる!!…チャムを見ていると、いつの間にか自分を忘れ、不思議な感覚に落とされる。フッと宇宙に潜りこんだような….。

チャムの幕間には、ゴ・アーバと呼ばれるチベットの狂言も演じられ、そのコミカルな演技で、集まった沢山の人々を笑いに誘いました。
個人的には、チベット演劇であるハモ(チベットタン・オペラ)よりも、チャムに興味が出てきました。
大地と、そこで創られた音・舞が調和した時、1つの宇宙を感じる…って感じ。



セシャ


チベット博物館

7/11 (日)

最近のラサは雨がよく降り、夜から朝にかけては必ずと言っていいほど、ザァザァと雨が降ります。
夏の旬の野菜『セシャ』は、この雨が良く降る時期に採れる珍しいキノコだそうです。
ラサでも最近、セシャが良く出回っています。しかし…高いのだ!500g12元ほどもする。
ラサの物価から考えると、とっても高い野菜です。
調理方法は、鶏肉と一緒に煮込みスープにしたり、炒めてもオイシイです!味は、マッシュルームの濃紺版。確かに、美味しいです!!田舎では、セシャの内側(襞のある方)にツャンパとバターを詰め、火であぶり食べるそうです。うん、旨そうだ(^^)

今日は、ラサの博物館へ『The great thangka』展を見に行ってきました。世界で一番長い(618m)タンカ。アムドで企画され、チベットの各地から300人程の腕の良い絵師達が力をあわせ完成させたそうです。
内容は、チベット人の起源・歴代王・釈迦牟尼如来などの様々な仏教の仏・ポン教の神々・医学・天文学・文学・様々なチベットに関する伝統的絵画及び西洋絵画の手法を取り入れたものでした。この中でも、順路上の始めに展示されていたチベット人の起源・歴代王のタンカ群は特に素晴らしく、思わずため息が出てしまいました。
拝見し終わった後は、かなり首・肩が懲ります(^^;なにせ600mなんですから……。
10月まで展示されているそうです。機会ある方にはお勧めです!!



7/17 (土)

7月に入ってから、夫の双子の妹達が中国の大学から夏休みの為、ラサに帰ってきました。夫の父親も含め、一気に賑やかな大家族の生活に。子供は、生まれてから初めて夫の妹に会ったのです!
遊び相手に困らなくて、嬉しいようです。

管理人、明日から私用の為成都に行って参ります。
来週には、ちょっとはマトモな更新が出来るよう頑張りたいと思います。



アルカ

7/25 (日)

成都から帰ってきて、久しぶりにツクラカン、そして今日はポタラにチュンジェに行って来ました。ラサは、最近雨降りは多少少なくなった感じです。
外国人観光客はとても増えました。私の妹も今ラサに来ているのですが、中級ホテルの部屋を取るのは結構大変な状態です。ツクラカンでは、お堂内で急にネズミが走ってきて…息子は 『わぁぁ〜あぁぁ〜!!!』と大声で騒ぎ、クショラー達に笑われてました(^^; 
ポタラでは、いつ拝見しても素晴らしいなぁ…と思うのが、カーラチャクラなどの黄金の立体マンダラ。
この立体マンダラを見ていると、その神々の世界になんだか吸い込まれそうな気がしてきます。
チュンジェの途中に、夫の知り合いのクショラーが、ポタラのマルポ・リの頂上に建立された2つのチョテンに特別参拝させてくれました。今回で2回目だったのですが、やはりそこに通じる廊下は空気がヒンヤリとしていて、密かなチュンジェの気分を盛り上げてくれました。3時間程のチュンジェの後は、ペントックゲストハウスのレストランへ!
『冷えるからお腹の子に良くないよ〜』と従業員に心配されながらも、妊娠中に週に何度か口にしていたココの 『ラム・レーズンアイス』。相変わらず、味は最高です!日本から来た妹も、オイシイ!!と太鼓判。
ちなみに息子は、キャロットケーキとバナナケーキが大好物。お勧めですよ!

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